【有名人の相続トラブル】松居一代、前夫の葬儀の席で「相続銭闘」...本人は、涙を浮かべ否定

葬儀の最中に「会社の経営を息子に相続」と詰め寄る

今年4月、1980年代に人気を博したDCブランド「Person’s」(以下P社)の創業者で松居一代の前夫でもあるI氏(60歳)が急逝し、葬儀が浄土宗大本山・増上寺で営まれました。松居一代とI氏との間に生まれた長男(27才)が、喪主をつとめましたが、その葬儀の最中に、事件は起こりました。

松居がI氏の内縁の妻に「I氏が経営していた会社を、今後は息子が継ぐべき」と詰めよったのです。葬儀の席で遺産相続の話をする松居の無神経な言動に耐えていた内縁の妻でしたが、しばらくして、フラフラとその場に倒れてしまったと報じられています。

「ただでさえAさんの死に打ちひしがれている所に、松居さんの発言ですから。後味の悪い葬儀でした。」(参列者談)

葬儀の席では知らなかった「多額の借金」

I氏は十数年前にP社の経営権は譲渡しており、今は内縁の妻と一緒に画廊やショールームを手がける会社を経営していました。I氏が亡くなった今、取締役は内縁の妻ひとりでした。松居はその会社を「今後は息子が継ぐべき」と詰め寄ったそうです。

息子の会社相続に息巻いていた松居でしたが、この時点ではまだ、I氏の遺産の実態を知りませんでした。実はI氏は、会社に多額の借金をしていたのです。

死後に弁護士を通じて「相続の際、I氏には負債があります」という通知が息子宛に送られてきました。

「遺産を受けとれると思っていたら、借金が降りかかるというんですから。“結婚生活であれだけ苦しめられたのに、そんなバカな話があるか”と、松居さんは怒髪天をつく勢いでした。」(松居の知人談)

苦しみの連続だった、前夫との結婚生活

松居とI氏は1986年に結婚し、1989年に長男が生まれました。長男は生後まもなく重度のアトピー性皮膚炎を発症し、全身が真っ赤にただれ、24時間激しいかゆみに襲われるようになりました。

松居はその息子のために病院巡りをはじめ、絨毯が問題と聞けばフローリングに張り替え、米や卵のアレルギーが判明すれば、母乳への影響も考え、自らも米や卵を断ったそうです。しかし症状は悪化する一方で、一度は母子心中さえ考えたほどでした。その後、友人の紹介で出会った中国人漢方医の処方した漢方薬のおかげで長男のアトピーは4才で完治しました。

愛息の治療のために日夜病院を走り回っていた松居に、更なる試練が待ち受けます。I氏の浮気が発覚したのです。松居は、息子を連れて家を飛び出しました。

しかし、試練はそれだけではすみませんでした。I氏は多額の借金を抱えており、松居は知らないうちに連帯保証人にされていたのです。金額は1億7500万円。当時の彼女はストレスのあまり顔面神経麻痺と失語症になりました。

6年にもわたる泥沼の裁判を経て、1996年に松居とI氏は離婚。2001年に船越英一郎と再婚した後もコツコツと借金返済を続け、完済したのは2007年のことでした。

これほどの苦難を歩んだ彼女が、相続でまた借金が降りかかるという話を耳にしたときに怒りをあらわにしたのも、無理のないことかもしれません。

株を狙うか、相続放棄をするか

通常、負債の相続を避けるためには、相続放棄をするしかありません。しかし、松井は揺れました。

I氏は創業者としてP社の株を所有しており、この株も通常であれば息子さんに相続されますが、相続放棄すればその株も手に入らなくなるからです。

株は相続した後、売却すればお金になります。株投資で年間10億円を儲けていると報じられる松居だけに、前夫の負債と株の売却益を天秤にかけ、おおいに迷いました

 「息子さんは船越さんに相談し、“ぼくは何もいらない”と言っていたんです。内縁の妻もいますし、これ以上掻き回すべきではないと船越さんは助言したといいます」(芸能関係者談)

相続放棄をするも、ただでは引き下がらず

松居は結局、相続放棄を選択し、前述のI氏の会社の継承も含め相続に関しては身を引きました。

しかし、ただでは引き下がりません。松居自身もP社の株を持っており、つい先日、この株を買い取るよう同社の会長に迫りました。

「松居さんの持ち株は、I氏との結婚時に譲渡されたものでした。P社は非上場会社ですが、もし上場すれば株は莫大な利益を生む。彼女は長年これを狙っていたのですが、I氏の死後、改めて同社の財政状況を調べ、今後株を持ち続けても意味がないと判断したようです。非常に強引な要求ですが、実はこれまでも同社と松居さんの間では小さなトラブルは多数ありました。“株主”ということでは対応しますが、それ以外のことでは経営陣も極力彼女にはかかわらないようにしてきたのです。まあ、そういうかただからしょうがないんですが、今回もいったいどうなるのか不安です」(同社幹部社員談)

社員一同絶句したという松居の“相対取引”だが、彼女にとって、この株売却はI氏との完全なる決別の意味合いもあったようだと報じられています。

「今までは“愛息の実父”という事実がありましたが、亡くなってなお子供に負債を押しつけるのであれば、わずかな情も消える。前夫の痕跡をひとつ残らず消し去りつつ、取れる金は取ると。松居さんらしい決断でしょう」(芸能関係者談)

松居本人は、葬儀の席の騒動を否定

葬儀の席で相続銭闘を繰り広げたとされる松居ですが、「怒りを通り越して、よくもここまで根も葉もないウソを書かれてしまうと、どうしていいものかわかりません。悲しいのひと言ですね」と悲憤慷慨したと、一部女性週刊誌で報道されています。

――では、葬儀の席で詰め寄ったというのは?

「そんなことあるわけないでしょう!当日はもちろん彼女(内縁の妻)が親族席に、私はいちばん後ろの一般席で、最初から最後まで離れて座っていました。お話もしてないんです」

――Aさんとは、借金、浮気、いろいろありましたね。

「20年前は本当に苦しみましたが、でもね、棺の中の顔を見たら、月日が流してくれたというか……。葬儀後にも、じつはメールで彼女には『その後、いかがですか?遠くから心配しております』と送らせていただきました。ご心労もおありだろうと思ってね……。あの記事が出て本当にショックでいまも落ち込んでます」

悔しさのあまりか、その目には涙が浮かんでいた。

「女性自身」2016年7月19日号より

葬儀で相続銭闘騒動を起こしたという参列者の話と、正反対の松居の弁。真相を確かめる術はありませんが…。


​この記事は 2016年07月13日 に公開されたのものです。

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